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2010年12月 2日

Ust出演しました

昨晩Ustの音楽ライブ番組
musicisgoodに出演させて頂きました。
通常はアーティストによる30分の音楽ライブ&トーク番組なのですが、昨晩は
ライブ終了後、スピンオフ企画の電子書籍を語る座談会があり、私は、
両方に参加!!
(そんな人いない?)

初めてのUst出演で双方向性を実感できて、非常に貴重な体験をさせて頂きました。
Twitter経由でどんどん意見が集まるんですね。
つぶやきで広まり、座談会を見ている人も意見をつぶやき、その座談会に参加していく。
リアルなようなそうでないような、
ただ、私自身はまだその状況を消化しきれていない状態ですが。

と前置きが長くなりましたが、
座談会の中で、昨日のUstで私自身伝えきれなかった意見がありましたので、
ここに書きたいと思います。

座談会中。電子書籍が広まったら印刷会社はつぶれてしまう。
とか現に大分苦しい。というつぶやきがありました。

私自身は、電子書籍普及前と普及後でもたいして今と変わらない。
と思います。
印刷会社にはデジタルデータがあります。
今は、電子書籍フォーマットのデファクトがないので、我々のような電子書籍制作会社
が電子書籍を作りますが、
来年にはデファクトとなるフォーマットが登場するかと思いますので、
データをもつ印刷会社が簡単に電子書籍化ができる
時代がきます。
なので、対して変わらないはず。

・出版業界全体の売上が落ちてるから、印刷会社の売上も落ちる。
・印刷機の質が上がり他社と差が出しにくいので価格競争になっている。
そのため苦しい
というが現状でしょう。
(インターネットの普及で出版市場が落ちているという事はあるのかもしれませんが)

電子書籍は、我々携帯コンテンツ配信事業社から見れば、本ではあるのですが、
新しいメディアに見えます。
電子書籍に参入して、紙の市場を食ってやろうなんて、全く思いません。
新しいメディアに面白いコンテンツを乗せて楽しみたいじゃん。
その方がワクワクするでしょ?
そんな気持ちです。
(それに私は紙すきです。最高のUIだと思っています。
起動時間ゼロ、感覚で飛びたい箇所へすぐアクセスできる。そんなデバイス他にない。)
電子書籍は、紙では実現できなかった、ネタも気軽に出せます。
映像や音楽もつける事ができます。
目が見えない。文字が読めない。という方も楽しむ事ができます。

だから、紙もこれまで通りです。印刷もなくならない。
交わる部分もありますが、紙は紙に適した、
電子書籍は電子書籍に適したコンテンツを乗せて流通されれば
良いのだと思います。
(販売制度や流通が全く異なりますしね。)
ただ電子書籍といえど、流通されるコンテンツです。質にはこだわりたい。

電子書籍は気軽に作れるので、質の低い怪しいコンテンツも出てくると思います。
(誤字脱字がひどい。データの信憑性がない。何かをパクっている。とか。。)
そうなって、せっかく誕生した電子書籍が、質の悪いものの代名詞みたいになると
みんな困ります。

出版社の目線から見ると、また違うんでしょうけど
それは出版社にお任せするとして。


紙では難しかった企画や原稿をお持ちのライターさんや編プロさん。
まずは電子書籍で一緒に販売してきませんか。
結構ワクワクしますよ。


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